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ここは十話。嬉しい誤算、結果良ければいいや。

 野営、それは険しい夜闇を賢く乗り切る一つの技である。それなりにくる魔獣の襲撃、それからまったく無いわけではない人からの襲撃。

 それらを予算で悩み、疲れと修業食事など。あらゆるものを自分の許せるかもしれない天秤に乗せてから、計量し計算し、導き出した答えが結果となる。


 つまり何が言いたいかと言えば、アイラは一般人の平均給料分の金を野営道具に投げ出した。一般人からするとこれらを揃えるには数か月掛かることだろう。人によって変わるだろうが。

 それだけの金額をだせば、粗悪品を掴まされたとしても結構快適な夜を過ごせそうなほど快適だった。もちろん買ったものは確かなもので、それが幸いだったか。


「アイラさん、ほんとに財産投げ出したんですね。というかであった日の報酬分もここの設備に含まれてるんでしょうか」


「んー。じゃない? 私が買ったもので一番高いのは四面体収納キットだしね。しかも科学と魔法の二つ分」


 四面体収納キットとは、科学と魔法、それぞれの技術を集め作成され四角形の箱のようなものだ。

 何ができるかと言われれば手のひらサイズに収まるように入れた物が小さくなる機能と、レイアウトを決めればその通りに内容物を設置してくれる機能が付いたとてもお高い品物だ。

 そもそも亜空間や異空間、空間収納は比較的高いのである。高いだけでありふれてはいるが。


「はい、アイラさん。ご飯ですよ」


「おー。おいしそうだね。ハナシナの炒め物?」


「です。ハナシナが安かったので」


 ハナシナとはとても白く、とても大きい花だ。その花弁を収穫し料理に使う。味は淡白で、簡単に料理したい場合も、味をこだわりたい場合も人気の食材である。

 シナっとした噛み応えなのに弾力があることで通が居たりするらしい。


「いやー。アイラさんのお陰で支度も楽ですし、野営中も周りを見通しやすいのがいいと思います」


「んね。それに眠るときくらいゆっくり寝たいから迎撃装置に虫よけ結界。最高だね」


「ええ。それにさらっと多人数でも居られるよう空間を作る辺りが性格の良さを感じますね」


 そのことに触れられるとは思わず顔が赤くなるのを感じる。

 お金を稼ぐことも灰霧用の魔力も増やせないが、快適に寝れることにアイラは感動を覚えた。木の洞も狭くてそれはそれで心地がよいが、やはり寝床とは大事である。


 しばらく無言で食べ続け、それもやがて終わり買ったゲームで遊ぶ。

 様々なボードゲーム、それにカードゲームなど安い物を買ったので種類を用意した。


「これ不良品? 他のカードと裏の絵柄違うね」


「あ、本当ですね。アイラさん、この品々籠から取りました?」


「うん。なんか投げ売りされてたから」


 旅道具を買った時に相手を見つけたら遊ぼうと思っていたのだ。思ったより出番は早かったけど。


「うーん。ならそういうこともあるかもしれませんね。あ、ケースを見たら結構遊んでる人が多そうですねー」


「一応取っておこうか。ほしい人もいるかもしれないし。嵩張らないし。これはこれで面白いし」


 そうしましょうかーと言ってムエナは机のカードを片付ける。他に買ったものは大丈夫だったから、たまたまかな。このカードは発売段数があって、売れなくなっちゃたんだろうね。適当に持ってきたからよくわからないけど。


 その後もちまちまとカードで遊んだり、ボードゲームを引っ張り出したり。静かに夜は進み、眠くなってきたころ。


「今日は早めに寝ましょうか。また明日もありますし」


「うん。おやすみ」


 五人までは入れる個室付きテントに入り、敷いてある布団に転がる。そして考えた、ムエナが居なかった時の今を。

 夜も昼も問わず歩き、歩くのに飽きればその辺で寝る。きっと地形変質が起こって沼になろうと気にせず歩くか、寝るのだろう。

 それはそれは寂しい旅だっただろう。動物もあんまり寄ってこないし、と考えれば今一人のテントで寝るより寂しいものとなることなど想像に難くない。

 買ってくれた抱き枕にも愛情と、温かさを感じ心は満たされていく。心の外は冬のように冷えるが、中は温かい。そのことに気が付いたら、いつの間にか眠っていた。


 夜の虫、魔獣や動物の吐息。きっときっと、世界はめぐっている。そう願っている。



 ◇


 金属を石か何かに強く叩く音で目が覚めるが、まだ空が白み始めてる時間だ。それなのに外は唸り声と悲鳴のような駆動音で慌ただしくなっていた。

 慌てて外にでるも、ムエナはまだ起きて居ない。アイラが起きたのを確認したミェナは急いでムエナを起こしに行ったようだ。


 太陽が顔を出し始めている今、机のうえに立てば把握は容易だ。急いで登り、悲鳴? の元を探す。


「キリキリキキャァアアアア!!」


「ゥルルルルルゥ……!」


 よく見ると、鈍色のナニカと黒く、少し歪な魔獣が追いかけっこをしていた。

 どうやら機人の商人が魔獣に襲われているようなのだ。機人はその性質上、夜は襲われやすい。戦闘モデルではない限り、外出は勧めないし連れていくなら下準備を怠らずに、とはダルレアンが言っていたか。

 なるほど、偏った魔力が集合顕現しやすいのか。最初の魔力溜まりで見た魔獣がそれだ。

 普通の人でも無いわけじゃないらしいし、なんでそんな世界なのかよくわからないけど、そうできている。

 とりあえず声を掛けよう。何かの作戦かもしれないし。


「助けは――」


 そう声を張り上げようとすれば、顔を向けずに悲壮感溢れるパリパリした音で叫び返してきた。これが電子音、ってやつか。


「いいから助けて! 聞こえてるし居るのわかるし、いやあやまらりますから助けて!」


 音が縺れている。相当焦っているようなので、機人の元へ机から飛ぶ。当然叫ぶくらいの距離なので鳥が滑空するようにはいかないが、着地点から走り近付く。

 朝の冷えた空気が体を冷やそうとするのも厭わず走る。誰かを助くは自他の為成と書かれたカードを思い出して笑いそうになるが、忘れるようにして走る。

 心の中が笑顔で燃えたのなら、きっと中級底辺の魔獣などきっと一刀両断できると確信できた。

 一応警告しておくことにする。


「離れててー!」


「え? は、はい!」


 こちらが灰霧を纏わせれば、魔獣は此方を向く。それを知らない機人は戸惑いの表情を見せたものの、野営場所へと走っていった。スタミナ切れは心配しないでいいだろう。


「わが身纏うは直刀なりし灰霧! 彼の獣切り結ぶ一瞬、混沌となりて葬らん!」


 アイラは走りながら長く、長く、重く、鋭い直刀を生成し、重さに任せるまま体を回し振り抜く。

 そうすれば魔獣は見事に一刀両断だ。後ろからそこはかとなく拍手も聞こえる気がするのは、ムエナだろう。答えるように振り向いて手を振る。

 いい戦い方を知れたのでよかった。助けることもできたし。




 野営地点にもどり、商人の無事だった荷物の確認と損耗の度合いを確認し合った。


 アイラは魔力を六時間分消耗、ムエナは戦闘していない為無かった。報告するような物でもないので、そのまま特になしとなった。

 しかし、機人の商人が損耗が酷かった。商品は無事だが腕のスペアパーツを落とした上に、魔獣の胃の中らしい。つまり、もうこの世に無い、という話だ。

 機人からは魔獣を押し付けたことを沢山謝られたが、なんかムエナの時もそうだが私は人を助けることに弱いらしい。あの思い出したカードも結構好きだった。



「いやー、急ぎのタスクでネ! 調声機もチョウシ悪イし! 幾ら発展の仕方が似た世界の人? とはいえやっちまったデスネ!」


「あーうん。えっとスペアどうするの? 街はまだちょっと遠いけど」


「起きれなかった私に決定権はないので黙ってますね。なにか余程の事があるまで何も言いません」


 そう言ってムエナは、拾えるパーツを拾いに行ってくれた。この機人は螺子とか、ケーブルとかしっかりあるタイプの世界由来らしい。


「ここまでしてもらッテさらに申し訳ないのだが、足は用意するからアーシュカナの街まで一緒に行ってくれなイカ? やはり不安でな」


「いいけど……何をそんなに急いでるの?」


「アア。ボクは製造数の少ないスペアパーツの型とか、そういう工場で作らないようなのを手作業で生産してるんダ。たまたま技術派信徒のお偉いさんの方から依頼でね。タマにあるんだが、どうヤら事故で急いでるらしいンダ」


 つまり人を雇う時間もなかった、とのことらしい。アーシュカナの街は行先なので、まぁ構わないだろうこの人なら。あと聞かなければいけないのは、機人には起動上限があるらしい。仕事で使うかも、と講習でさらっと言っていた。あの講習睡眠学習みたいになっていてすごいと思う。


「足は? 貴方がパーツなしで居られる時間は?」


「足はユニコーンのひ孫、十二柱の知り合いサマに頂いた物だ。ボクのパーツも心配いらない、リミットは解除してアッテネ」


 後ろに寄ってきたユニコーンは真っ白で角が生えていて、おそらく聖獣と呼ばれる存在だろう。森の子たちに似ている雰囲気だ、頑張りすぎないようにしてもらおう。

 というかこの空気感の子が聖獣なら、あの森の子たちも聖獣なのかな。多分そうなんだろうな。


「ユニコーン、が何かは知らないけど遅かったら囲われて終わりだから相当早いんだろうね」


「ああ、それと出来るナラ間の街を通らず、今は草原かな。そこをとおりたいんダ」


「うーん。難しいこと言うね」


 街道周辺は道祖神の加護が備わっているので道がどんなに遠くなろうと無くなることは無い。しかし、その加護を外れた郊外のあたりは、偶に大きく地形変質する。

 今回は、仕方ない。早く行けるのも、今回で見れば利点だろう。


「で、どうかな?」


「まぁ、いいよ。乗せてもらえるなら護衛くらいは受け持つ。あ、エネルギー補給は? 電気?」


「エネルギーは物質でもなんデモ。無くても大丈夫。一応太陽光もあるカラ」


 となれば今のうちに使用登録を終わらせて早いところ出ることにする。荷車は無事だったのでムエナと一緒に掃除してすぐに出た。



「ユニコーン! 今日もよろしくネ!」


 ユニコーンは気高く嘶き答える。

 機械類が乗った荷車も平気で進むその後ろ姿は勇ましく、頼もしさに溢れていた。

 どうやら荷物をやられない様に馭者である機人を保護できていないようだ。鳥系などの魔獣が飛んでくる。

 本来はここまで限定して魔力隠ぺいはする物ではない、とは本人が言っていた。


「クライアントのパーツは吸収循環率が高くてネ。隠ぺいするのに困ったサ。あーあ、あの世界は楽だったナー、これに関してハ」


 そう愚痴るくらいには、この世界において機人は生きにくいらしい。


「そうは言いますけど機人さん。でも一日中働ける、とか魂の保証、忌避されないっていうのはいいことじゃないんですか?」


 とムエナが問えば機人は戸惑うように頬を書く仕草をした。この機人は人の肌をしているわけではないし、顔も機械のようだがとても人間らしい仕草をするな。


「いやぁ、それはそうなのダガネ。人間だって息をするのがめんどくさい、っていうだろう? 呼吸の必要がナイのに息をしているような現象である、偏向魔力吸収循環はぶっちゃけ違和感なんダ」


「なるほど。まぁ生きて居れば悩みは尽きないですからね」


「アア。ホントウニ」


 二人で年寄りな空気で、アイラは入っていけない。疎外感でのんびりしている間外の風景を眺めた。

 遠くには森、それも微かに映る程度でそのほかには温かい朝日、日差しでのびのびと育つ草原だ。沼のような場所もなく、構造上草を巻き込むことなく悠々と草原を鉄の荷車は走る。

 ユニコーンは体力自慢の子らしく、休憩も入れずにもう十時だ。



 二人で話し続けて居る中三十分ずっと時計を見つめていた。鳥の魔獣はもうミェナに丸投げしたのでアイラはすることは無いし、むしろ荷台に居た方が良かったりする。

 ムエナが先ほど起きられなかったことを悔いていたのは、視界の隅っこで認識していた。なので暇だからムエナの良いところを探そうと思う。


 ご飯が美味しい、お母さんみたいな所は確実だ。あとお兄ちゃんかお姉ちゃんが欲しい。ペットも欲しいなぁ……

 あとは眠気に弱いだけで意外と強そうなところと、居ると安心できるところ。私がおそらく初めて信用したニンゲンなので、おそらく普通のニンゲンさんが感じるより気持ちは強いと思う。裏切られたら泣く。


「あ、あの。アイラさん。口に出して喋るのは態とですか?」


 真っ赤になって泣きそうなムエナがこちらを見ていたので、大きくうなづいてやる。ふん。二人でいちゃついてればいいとそう思った。


「ああ、臍を曲げてしまいました……えへへ。可愛いでしょう? 娘のようにかわいがってるんです」


「イヤァ。ボクハいいと思うけど、苦手な人もいるでしょうね。かわいいから、嫉妬しちゃんダ。多分」


 ボクニハワラナイケド。ワハハハ! と吹き出しを創った機人。器用ですね。


「もう! うるさいよ! そろそろ休憩しないの? この荷車も酷使してるから点検しないとだよ」


「オット。ソウダネ! 僕の調声機もイチドミナイト。砂とかがツマッテルカモ」


 その発言を聴いていたのかユニコーンは足を徐々に止める。重たいので大変そうだ。

 アイラは一足早く降り、四面体収納を作動させて中に誘導した。ムエナは機人のエネルギー確保用の調理を始める。どうやら彼の主神の悪戯でおいしい方がエネルギー回復量が多いとかで少し手の込んだものを作っていた。

 ムエナを待つ間、機人と会話する。特に珍しい存在ではない彼だが、機人は自分より上位存在から配られたタスクを優先する傾向があるらしい。本人がそう語っていた。ここで寄り道しよう、とか言われると大抵は悩んでしまうか、両断するかのどちらからしい。

 そんな柔軟なほうの機人の修理風景を眺める。


「そこ、そんなに開くんだね」


「ウン。ゲッゴウ。アア。あああああ。僕の体はカイヘイデキテ簡単ニメンテナンスしやすいヨウニしてるンダ。リミットもカイジョシチャッテルシ。せっかく死なない身体、空間そして未来ある世界だから、居続けたいしね」


「ふーん。そんなもんなのかな」


 アイラにとってはよくわからない感覚なので気のない返事になるも、それを気にした様子はない機人。


「もちろん友人を見送るのも何回目、ってなるがその友人の孫を見守るのも楽しいヨ。ムエナ君なんかはよく理解してるんじゃないかな」


「あー。かもね」


 会話を繰り返すも彼の名前は聞いていない。どうやら精神は男のようだが、彼も名前を言おうとしないのでそれ以上はわからないがそれで良しとする。三人のうち二人名前がわかれば会話は成立するものだ。


「いやー。よく人間じゃない扱いされるボクだけど、ボク以上にアイラ君は人間らしさがないね。っと、調整おわりだネ」


「たまに音が変になる、っていうか跳ねるっていうか。それは元からなんだね」


「あア、これ? 気分で変えてるだけサ! ボクを創ったドクターが喋り方を怪しくすると面白い、ってつけたんダ。それがたまに埃と絡んで制御が効かなくなるんだよね。面白いからボクは好きだゾ!」


 その機能の賜物なのか、最初の電子音のような音が綺麗に無くなった。音が絡んだのはきっと叫び過ぎた弊害だろう、結構早いうちからミェナには届いていたらしいから。

 体の調整は終わった頃、見計らったのかムエナが調理を終わらせた。


「はーい。今日はあり合わせ野菜の肉みそ炒めですよ。アイラさんも食べてね」


「ォオオ! オイシソウダネ! おっと。おいしそうだネ! これがあり合わせ、って随分贅沢じゃないか!」


「ふふふ。お褒めの言葉、嬉しいです」


「ふーん。贅沢に入るんだ、これ。美味しいし、お店に並んでも可笑しくないけど……贅沢?」

 

 その発言をすると突如機人の警告ランプが光った。何事、と驚いてると彼は料理の尊さを語り始めた。この辺りが技術派の信徒だと言う事が理解できる。

 数十分食べながら聞いていた。ムエナは嬉しそうな顔で、アイラと言えばよくわかっていない顔だ。


「つまりそう! アイラ君! その贅沢を理解していない姿勢は他者を傷つけるかもしれない! 留意したまエ!」


「詰まる所、って二十回位出たね」


「そこですか!? アイラさんらしいですね、もう」


 食事が終わり、機人は何かをつぶやきながら荷車のメンテナンスに行った。ちょっと様子が怖いので遠目で食事の片付けを手伝いながら眺めた。

 どうやら荷車は前方シールドが展開できるようだ。馭者と馬は守られにくいが、確実に荷物は守られるだろう構造を見る限り、ミェナが先ほどはその役割を果たしていた様子である。

 前方を覆うように展開するので、掃除が大変そうだ。きっとその辺の手間も考慮してアイラ達に護衛を頼んだのだろう。

 私達? の甲斐あり大分飛ばしているのは理解しているのでこの調子でいつ頃着くか知りたい。しかし残り日数の正確さはスミェーラトには敵うはずがないので、素直に機人に聞くことにする。

 

「えっと、あとどれぐらいで着くの?」


「ンー? さっき見た感じだと午後五時時には着きそうだヨ」


 思った数倍より早かった。これを基準にはできないことも理解もしやすいくらいだ。本来あと数日は掛けてアーシュカナの街に着く予定だったのだ。無事に行けそうで何よりだと思う。


 ムエナが音頭を取り、片付けを完了させたらそこは元の緑の絨毯が広がっていた。


「じゃあ忘れ物ないですね。ミェナも忘れてない……じゃあ、改めて出発しましょう」


 皆で荷車に乗り、ユニコーンを繋いで荷車は走り出す、ゆっくりと、ずっしりと動くように車体は動く、しかし数分後にはかなりはやい速度で走っていた。駆けるように、重さを感じさせない動きはさすがの聖獣か。しかし車体もかなりの精度を誇っているのを感じる。軋む様子がない。


 さて街まで残り数時間だ、何も無いといいが。

ありがとうございました。

下の星、欲しいな。あとブックマークと、感想も欲しいな。


アイラの一言

「機人の悲鳴っておじいちゃんとか聞き取れなくない?」

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