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2 桃色たんぽぽの蜜をくらう

ピンク色のお花さん、とってもおいしいんだよ。

えっと、甘くて……、とにかく甘いの。

ぼくは知っている。


この暖かくなりかけの時期になると、ピンク色の花びらがいっぱいついた花が咲くんだ。


だからぼくは、寒い風さんが逃げちゃって、暖かくなるのが楽しみなんだ!


ちょっと見たくらいじゃ、その花がおいしいってわからないけど、実は甘い蜜があるの。


蜂さんも、他の虫さんも誰も食べないから、きっとおいしいって知らないんだとおもう。


でも、他のみんなには教えてあげない!


だって虫さんはいっぱいいるから、ぼくがたべる分がなくなっちゃうもん。


だから、このお花さんのことはぼくだけの秘密なんだ!


ふふふ……。


こんかいもぼくが独り占めしちゃうんだからね。


ふふふ……。


※実は桃色たんぽぽの蜜には特殊な毒があるから誰も口にしないのであって、偶然その毒の耐性を持っているだけだということにスライムくんは気づいていません。


【数日後】


みつけたー!


おいしい〜おいしい〜お花さん♪

ピンクのかわいいお花さん♪


うれしくてつい歌っちゃった。


ぱくり。


蜜をちゅうちゅう吸うのもいいけど、お花ごとぱくりとたべちゃうのもおいしいんだよね。


あまーい!


幸せぇ……。


もう死んでもいい……。


……。


……。



はっ。


意識が遠のいてた!


辺りを見回すけど、すぐそこにあったお花さんはぜんぶたべちゃったみたい。


まだまだ食べたりないぞー。


……よし。


次のお花さんを探しにいくよ!


今日もぼくは元気にぽよぽよ跳ねます。

こめじるしで割り込み説明をしてみました。

鬱陶しく感じる方は意見ください……。

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