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「このクソ眼鏡!!なんだ、いやに突掛かってくるじゃねえか?」
長髪のスナイパー。
ターゲットがイライラと不機嫌そうに、仲間の眼鏡を睨み付ける。
「あぁ、すいません。馬鹿に正論を言われるのはなんかムカつくので。」
眼鏡のエンジニア。
ラジオコントロールが事務的に、仲間の長髪に眼鏡をクイッとやる。
「なーん…?結局なんだ、貴様らァ。あれだ、犯人はどいつなんだ。本官にもわかるよう説明しろ、アーン?」
武装警官のリーダーとおぼしき。
中年男が困ったように、仲間ではない連中を見回す。
「こいつが犯人です。」
一斉に。
4人のギャングが一人を指さす。
「おい!お馬鹿共いい加減に…。」
「うるさいよ?」
止まらない男。
ノンストップ・ラヴェンダーが不意を突き。
青く輝く謎物質を長髪のスナイパー。
ターゲットの口に無理矢理押し込む。




