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「いいんじゃないですか。気の済むようにしてあげてください。」
「もうたいして状変らねえし別に今更いいけどよ…ったく、結局こうなっちまうのな。」
「さすがマシーンマンさん違いのわかる男!!よくわかっていらっしゃる。うーん、ガンダム。」
「おい、腹がへったぞ。」
謎のロボット。
マシーンマンの発言を、4人のギャングが次々に称える。
「ハッシャシマス。」
「ま、待て!いったい今度は何を発射するというんだ、やめろ!!」
武装警官のリーダーとおぼしき、中年男には彼の言葉が。
「ハッシャシマス。」としか聴こえないらしく。
先ほどの殺人ビームの記憶に、中年男は狼狽えている。
「ハッシャシマス。」
謎のロボット。
マシーンマンのまん丸い目からパワワワワワワと怪光線。
武装警官達が身を縮こまらせ体を屈めた上を越し。
書斎の壁に空いた穴。
穴から外へと映像を運ぶ。




