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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第2話 照星十字(ターゲット)

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2 - 52


「たとえ奴でも、これだけの数のミサイルの直撃を受けてはとても助かるまい…なっ、なんだってー!?」

止まらない男。

ノンストップが驚愕の叫びを上げる。

モクモクと上がる黒煙、燃え盛る炎を背景に。

ゆらりと陽炎のように立ち上がる銀の鎧。

甲冑の騎士。

ナイトインアーマー、つとめて健在。

「わざとらしいんですよ、なんでいつも顎をシャクレさせるんですか?…にしても。相変わらずの、不死身ですね。」

ラジオコントロールが眼鏡をクイッとやる。

爆ぜる火花。

揺れる熱風のゆらぎ。

秋の宵に炎の音が静かに続いている。

ズシャリ。

金属の擦れ合う硬質な足音が加わった。

ズシャリ。

「それはどういうことなんだ、キバヤシ!?」

ズシャリ。

「一体なんですかそれは。」

ズシャリ。

重い足音は一歩、一歩。

ふざけた二人への距離を確実に縮めてきている。

ズシャリ。


ズシャリ。


ズシャリ。


バブーン!






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