５人のギャング ＴＨＥ ＳＰＡＳＥ ＧＡＮＧ ＯＦ ＦＩＶＥ

第8話 宇宙機動要塞トランプ

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「ハッシャシマス？」

「どうぞ。」

眼鏡が眼鏡をクイッとやるな。

発射していいのか。

馬鹿は死ぬと思うが。

眼鏡がいいというからきっといいんだろうな。

いいんだろうなと俺は思う。

「ＳＴＡＰ。そうやってボーリョクに訴えるの、よくないと思うな僕チャン。一旦落ち着いて話し合おうよ、一旦ね、一旦。」

「先ほどからそう言っているじゃないですか。いいから質問に答えてください。」

「youは何しに日本へ？」

「ええ。こんな時間に今をときめく悪魔の科学者。スゴイ＝デカマラー教授のご自宅に何の御用があるというんですか？」

「摩擦(まさか)サイン貰(レセン)いにきた、とか発言(い)わねえよな。」

「ここ教授のオウチなの？サインもらわなきゃ。」

馬鹿の言葉で動きが止まるな。

長髪も眼鏡も動かないぞ。

寒いからな。

寒いからなと俺は思う。

「ハッシャシマス？」

「どうぞ。」

なんだ。

結局発射はするのか。