表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/1502

2 - 47


夜空を焦がし、(あかあか)々と燃える炎。

巨大な御殿の一部が崩れ、無惨な瓦礫と化している。

(かがり)に照らされた大地の上。

西から東へ流れていく鯨のごとき巨大な陰影。

ひとつ、ふたつ、みっつよつ。

「ちょ眼鏡!眼鏡眼鏡!あれ普通に発射したらいろいろヤバい類いのミサイルじゃね?おちびちゃんとか、おデブちゃんとかそういうヤツの!」

止まらない男。

ノンストップがやりすぎ!やりすぎ!と、ゲラゲラ笑い転げる。

笑い声もノンストップ。

「『なるべく派手にやれ。』そういうオーダーでしたので…まあ。一応手加減はしたので通常弾頭です。」

真面目くさった態度で事務的に答えるラジオコントロール。

クイッとやるのは眼鏡である。

「はー。いったいドコ国の隠しミサイルなんだか。これが後の第八次宇宙大戦の引き金となるとは、この時のぼくらはまだ、思いもしなかったのディス。」

不吉なナレーションが語られる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ