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ピポンポン。

ピポンポン。

客の入店を知らせるチャイムが。

耳障りにこう、鳴り続けます。

宇宙時代でもコンビニエンスや。

ファミリーレスなぞのエントランスに。

設置されてるチャイムの音は、耳障りなこう、ピポンポン。

例えばですが、カコーン、コォォンとか風流な音。

もしくはもっと、ドッカーンとか楽しげな音。

そういう音にしたらどうかと思うのですが。

無個性なのは相変わらずで。

どうにもこう、耳障りだなと。

眼鏡はそう、思っています。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。

「あんた、ねえ…まあ、あんたがそういう男なのはもちろん知ってた、知ってたけど!」

向かいの席にお方が怒りのパワーを。

怒りのパワーを溜めていますね。

眼鏡の分析したところ、ただいま八分目といったところです。

あと二割ほどで爆発でしょう。

2分ほど間が空きそうです。

「なんでファミレスなのよ!!!」

空きませんでした。

まあ、想定内です。

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