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「ソ、ソニックぅ君。さっきごはんは食べたかあらあ、ごはんはまだだあよお、あ、アイス、クリームぅ。看守さんにおこられちゃうよぉお。」
そうか。
飯はまだなのか。
飯はまだなのかと俺は思う。
「そ、そ、それで、ソニックぅ君にすこし、話があ、あ、あ、あ、アイス、クリームぅ。話があるんだけど、いいかあなぁ。」
なんだ。
話があるならあとにしろ。
ピコンピコーン看守のやつに怒られてしまうぞ。
怒られてしまうぞと俺は伝える。
「す、すぐ済むからあ、アイスクリームぅ。大丈夫だあよぉ。あのね、来週宇宙に行く前になんだあけどぉお。」
そうか。
腹が減ったぞ。
「違うよぉ。まだ話は済んでないよお。来週、宇宙に行く前になんだあけどぉ。外で1回、会えないかなあ、あ、アイス、クリームぅ。」
「ピコンピコーン!ピコンピコーン!!」
そらみろ。
作業中に話なんかしてたから、看守のやつが怒ってるぞ。
腹が減ったぞ。