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「ピコンピコーン!ピコンピコーン!」

看守のやつが怒っているが。

ピコンピコーンではわからんぞ。

起きたら廊下に整列、点呼、飯だ。

やることは決まっているんだから、怒っていないで早くしろ。

おい、腹が減ったぞ。

「そ、そ、そ、ソニックぅくぅん。なんだか、『おはようございますじゃないだろう!!点呼だ、早く並べ!!』って言って、怒ってるみたいだあよぉおおおお。」

なんだ。

隣のやつが変な喋り方で俺に話しかけてくるな。

変な喋り方のこいつはこの前死んだんじゃなかったかな。

いや。

たしか、サイボーグ部隊が全滅した時に俺以外の他のやつは全員死んだはずで、それがこの前死んだんだから生きてたってことになるのか。

死んだんじゃなく生きてたやつがこの前死んだのが隣にいるから、結局生きてたということでいいのかな。

わけがわからん。

こいつも、看守の言っていることも。

朝はおはようございますだろう。




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