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「そんなことねえ。経験とか、努力でできるようになるわけないじゃない。一酸化バリトンニューム情報素を脳ミソに取り込んでシナップスが超人的に活性化、超反応力と超集中力、超感覚を手に入れたバリトン人間にしか、できるわけないんだよねえ。あー、あー、あー。なんでよりにもよって、僕たち。僅か14人で全宇宙を裏から支配すると噂される宇宙海賊組織、通称『フォーティーン』の宿敵である、5人のギャング?君たちの5人の中から、超超レアな成功例がでてきちゃうんだろうねえ。おとなしく、ピコーンピコーン言っててくれればいいのにねえ。」

小太りの男はイヤイヤイヤと、子供のように頭を振る。

左右に振れる動きに合わせ、余った肉がたぷたぷ揺れる。

「目下の問題は…。このあとの定例会議、どう乗り切るか、ですなあ。」

大柄な男はやれやれやれと、困った様子で頭に手をやる。

その掌の甲に斑のように、大きく目立つ古傷ひとつ。




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