814/1502
7 - 166
「うぅうふふふふ!ソニックぅ君、僕はねえ。ソニックぅ君にああこがれてたんだあ、あ、アイスクリーイムゥ。ずっとずっと、サイボーグ部隊で落ちこぼれで、ソニックぅ君に助けてもらっていた僕はぁねえ、ソニックぅ君になりたいって。ずっとそう、思っていたんだあよお。」
そうか。
わからん。
隣のリヤカーのやつの言うことは相変わらずむずかしいな。
だが、そうだ、ひとつわかったぞ。
お前、軍刑務所で朝の点呼のとき、隣にいたやつだろう。
隣にいたやつも変なしゃべり方だったからな。
となりにいたやつがお前だろう。
それはわかったぞと俺は伝える。
「うぅうふふふふ!思い出してくれてえ、ううれしいよよよぉ。」
隣のリヤカーのやつがよろこんでいるな。
よろこんでいるならなによりだ。
それで、なんで鎧のやつはぶっ飛ばなかったんだ。
お前、なんでぶっ飛ばなかったのかしらないか。
しらないかと俺は尋ねる。