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ところで。

黒に煙る夜の都会、その暗闇を照らし燃ゆる爆炎。

歪む陽炎を背景に。

リヤカーを頭上に担ぎ上げたアイス売りのおじさんが、僕らのオバマを追いかけている。

そんな光景がリア・ウインドウから見えるのですが。

僕の眼鏡には見えるのですが。

これは気にしなくてもいいものでしょうか。

「うん。リヤカー牽いて走ってる状態でオバマに追いついてきてたんだから、担いで走ってもたいして変わりはないよね。ていうか。最初からアレ、車輪とかいらなかったんじゃないかな。」

ええ。

的確なご意見ありがとうございます、僕もそう思います。

馬鹿のほうの馬鹿の方、珍しく冴えているようです。

見たところ。

鎧の方もどうやらご無事で、おじさんの担いだリヤカーの上に。

なにやらカッコよく腕組みをして、膝立ちしているようですね。

積み荷もおそらくご無事でしょう。

任務完了、なのでしょうか。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。

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