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「オッサン。お仕事。お仕事。」
「駄目そうですね。さっきから腹が減ったと言ってましたもん。」
「困ったなあ。ターゲッち、お菓子かなんか持ってない?」
「ハッシャシマス?」
「あぁ、いいと思いますよ。発射しちゃってください。」
だから発射すんな。
敵サンにはお馴染みの、鎧の旦那がいるんだぜ。
弾頭弾撃射ってもまず効果ねえ。
都民の皆さんの財産である、首都高速道路を無駄に破壊するだけだ。
ま。
要は敵サンの脚を停止めりゃいいんだろ?
ここは狙撃手の出番のようだな。
お馬鹿供は大人しく観戦ろ。
オッサンは菓子でも食ってな。