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「例の一酸化バリトンニューム中毒症の糞発作がちょうど起興ってたらしくてな。ピコーンピコーンしか云わねーから飽きられて帰らされた…らしい。クッソ!ピコーンピコーンやってた間のことが刹張りおもいだせねえ!」
助手席のサー・ミスターターゲッちがオバマの窓をガンと叩くね。
いかしたアドリブパーカッションだ。
リズムにあわして俺ぃらぁも歌うだ。
どーんがどーんがどんどんどん。
「ソレは別にいいんですが。見失わないでくださいよ?目下の標的も、僕たちの目的も。」
はいな、サー・キャプテン眼鏡くん。
眼鏡くんて時々おもしろいこと言うよね。
ティキとティキとで韻を踏んじゃう。
韻を踏んじゃうインドじん。
俺たちの目的はいつだって、夕陽の向こうにあるんジャマイカ。
俺タチ友ダチいま旅ダチ。
未来へドライブヘビィゴー。