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「ええ。彼が責任者ですので。」
眼鏡のやつが眼鏡をクイッとやるな。
奥にいるのは長髪のやつだが。
ノンストップ・ラヴェンダーというのは馬鹿のやつじゃなかったのか。
長髪のやつがノンストップ・ラヴェンダーだとは知らなかったな。
知らなかったなと俺は思う。
「な…!?おい眼鏡!浮戯けんな!おい違うって、俺じゃねえよ!!」
なんだ、やっぱり違うんじゃないか。
違うと言っているぞ。
ちゃんと教えてやらなくていいのか。
「この場合はいいんです。さ、ここは彼に任せて行きましょう。」
そうか。
この場合はいいんだな。
なんでいいのか俺にはわからないが、眼鏡のやつは頭がいいからな。
俺にわからないこともわかるんだろう。
「ノンストップ・ラヴェンダー!逮捕する!」
「待て!俺じゃね…ピコンピコーン!ピコンピコーン!」
ピコンピコーン言ってるな、正解か。
ようやく飯だな。