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「…えぇ、何か不思議な展開がありましたが…我々、僅か14人で全宇宙を裏から支配するという宇宙海賊組織、通称『フォーティーン』。本日の定例会議を再開致します。議題は一酸化バリトンニュームを用いた情報伝達システムの実験的運用、その進捗について…。」

話数にして約10回。

リアルな時間で2週間近い時を費やし、ようやく得られた話を本筋に戻せるチャンス。

<当番>の男はこの機を逃さじと早口に喋るが。

「…あらかた、僕がもう話しちゃったよねえ。」

闇の中から小太りの声が、<当番>の男の出鼻を挫く。

訪れる沈黙。

暗闇の中に各々が、この場で得られた新情報。

『一酸化バリトンニュームを用いた情報伝達システム』を用いて、人間を操れるというその点において、それぞれの思惑を巡らせている。

闇に潜むは魑魅魍魎。

宇宙を裏から操っている、百戦錬磨の怪物ばかり。

各々が各々の視点から、損か得かを計算している。


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