表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
684/1502

7 - 36


「うんうん。そういうことなんだよねえ。朝の点呼なんか、すごくスムーズになっちゃって。作業の説明なんかも一瞬だし、効率もそうとう上がっちゃってねえ。あ、軍刑務所(うち)で受け持ってる改良量産型スペースロボット・Xカーの動力部分(メインコア)の組み立て、だいぶん進んでいます。」

うんうんうんと。

小太りの声は何度も頷く。

余った肉が、たぷたぷタップ。

「ほう…それは羨ましいですな。我が社はご存知の通り大所帯でして…上意下達のスムーズにいかぬこと、ややこしいこと、いや、実にお恥ずかしい限りで。一酸化バリトンニューム情報伝達システム…可能であるなら我が社でも、是非導入したいものですなあ。」

ウソか誠か、冗談か本気か。

穏やかな声がハッハッハと笑う。

「あ、我が社が受け持っております改良量産型スペースロボット・Xカーの本体(ボディ)の組み立て、進捗は今一つです。」

穏やかな声が穏やかに付け足す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ