表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
674/1502

7 - 26


「ピコーンピコーン!ピコーンピコーン!」

当番看守のやつが、早くしろとせかしているな。

俺の番号は何番だったかな。

239番。

239番だったきがするな。

いってみるか。

239!

「ピコーンピコーン!ピコーンピコーン!!」

そうか。

違うのか。

239番ではなかったようだな。

しかし困った。

239番でないなら何番なんだ。

俺の順番だからな。

俺が番号をいわないと、先に進まなくなってしまう。

進まないと朝飯が食えないからな。

おい、腹が減ったぞ。

「ピコーン!ピコーンピコーンピコーン!!」

そうか。

なんだかしらんが違うんだな。

なんだかしらんが違うということはわかるぞ。

当番看守のやつが怒っているからな。

どうすればいい。

俺もピコーンピコーンいえばいいのか。

いってみるか。

ピコーンピコーン。

ピコーンピコーン。

「ピコーンピコーン!ピコーン!」

そうか。

これも違うんだな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ