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「ピコーンピコーン!ピコーンピコーン!」

「ピコーン!」

「ピコーン!」

「ピコーン!」

なんだ。

当番看守のやつが「ピコーンピコーン!」と号令をかけると、端のやつから順にピコーンピコーン言いはじめたな。

並んだあとは、端から番号。

これはきっと、番号をいっているんだろうな。

いっているんだろうなと俺は思う。

「ピコーン!」

「ピコーン!」

「ピコーン!」

右から番号が近づいてくるが。

ピコーンピコーンしかいわないんじゃ、何番なのかわからないだろう。

そんなことをやっていたら、当番看守のやつに怒られるんじゃないのか。

「ピコーン!」

「ピコーン!」

「ピコーン!」

番号の順番がまわってきたやつは、皆ピコーン!しか言わないな。

ちゃんと番号を言わないとだめなんだぞ。

当番看守も怒らないな。

怒らないからもう番号はそれでいいのか。

まったく、適当な連中だな。

適当な連中だなと俺は思う。


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