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「しかし…妙な話ですね。」

居間(リビング)の隅。

黙って端末(タブレット)悪戯(いじ)っていた眼鏡が眼鏡をクイッとやる。

この眼鏡はいつも端に座る。

眼鏡(コイツ)はラジオコントロール。

裏稼業(しごと)仲間内(メンバー)にはラジコンと呼ばれている。

遠隔操作(ラジオコントロール)専門技術者(プロフェッショナル)だ。

今も遠隔装置(ラジコン)で、テレビのチャンネルを遠隔操作(ラジオコントロール)している。

「あー!変えんなよぉー。」

馬鹿が文句を言う。

そんなに「ドレミファぷんぷんズ」が観たいかこの馬鹿は。

馬鹿が。


「いくら価値ある骨董品(ヴィンテージ)とは言え、現金主義者のあの社長が。言ってはなんですが、ただのクラシックカー1台にそこまで拘るとは到底思えないのですが。」

眼鏡は眼鏡をクイッとやる。

別にテレビが観たかった訳でなく。

馬鹿に嫌がらせをしたかったようだ。




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