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画面の中、ピクリともしない鎧の男。

2つのレンズを白く光らせ、冷たい眼鏡がそれを見つめる。

「無駄だとは思いますが。念のためもう一度聴きます、何をやってるんですか?」

「んー。ヨロイの旦那もまだまだだね。戦うときには後ろにも目をつけないとね、無用心だよね。」

「ええ。なんの意味もなく突然、背後から味方に超長距離対物狙撃用高出力レーザーライフルで撃たれるなんて理不尽なことも実際に起こり得るようですからね。で、何をやってるんですか?」

「まあ、旦那も今回は味方だけど。いずれは倒さなきゃいけない敵っちゅうか、本中華。ポンジュース。ほら、言うじゃない。敵を叩くには暑いうちがいいってね。最近暑いし。」

「おめでとうございます。で、何をやってるんですか?」

夜の都会に流れる沈黙、妙に重たい空気の中で、眼鏡をクイッとやる動き。

無言の圧迫感が止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーの口を動かす。


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