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「拍度してお馬鹿さん…変な親心おこして途止めてんじゃねえだろうな。」
「どゆこと?」
「叱…。」
止まらない男。
ノンストップ・ラヴェンダーのポカンとした反応に、ハンサムなスナイパー、ターゲットは忌々しげな舌打ちをする。
「この馬鹿が今さら、そんなおセンチな感情を抱くタマだと思いますか?せいぜい早く帰っておやつ食べたいくらいの事しか考えてないでしょうよ。」
眼鏡のエンジニア、ラジオコントロールが眼鏡をクイッとやる。
「ひどいな眼鏡くん。テレビ観たいとかも考えてるぞ?おい、腹が減ったぞ?」
「思考内容が既に筋肉の人のレベルまで落ちてるじゃないですか。」
「ったくよ…薄情な馬鹿だ。同情するぜ、謎ロボットの奴にな。」
ハンサムなスナイパー、ターゲットが諦めたように溜め息を吐く。