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ハンサムなスナイパー、ターゲットの呼吸が次第にその音を潜め、左の瞼が閉じられる。

狙撃手(スナイパー)の真骨頂。

狙った獲物は絶対に逃がさないと有名だという、彼の「仕事」が始まったのだ。

ゾーンに入った彼の集中力が、その周囲さえ凍らせるかの如く。

凛、と冷たい空気が流れる

「おい。理解(ウンスタ)してるとは思うが、この(レフ)(パニ)んで絶対(ノディアス)邪魔(オクト)すんなよ。絶対(ノディアス)に、だ…なんだ?その右手()持以()ってんのは。」

緊迫した空気を破り、口を開いたのは意外にも。

「仕事」の最中のスナイパー、ハンサムなターゲット自身である。

彼の隣では止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーがヘラヘラと笑い。

バチバチと輝く不思議な棒を、おもむろにターゲットへと近づけている。

「気づきました?これ、電撃イライラ棒。」

「おい。」

凍った空気が一瞬に溶ける。


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