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『テレビの前の皆さん!と、とんでもないことが起こりました!!謎のロボットを鎮圧に向かった軍の戦車が、戦闘ヘリが、ジェット戦闘機が…次々とピコーンピコーンし始め、逆に軍を攻撃…うわっ!!こちらにまで砲弾が飛んできました!現在、都心は戦場さながら、皆さん!危険です!都心には絶対に向かわないでください、大変危険です!!』
「とんだ誕生会だな…。」
「で、どうするんです。」
うん。
関さんが都心は危ないって言ってるからね、おうちに居ようよ。
おコーヒーはいかが?
ケーキもあるよ。
「…知れたこと。都心へ向かい奴を破壊する。」
「止制めない訳にはいかねえからな、人として。」
「まあ。僕も明日仕事なので、そうして頂けるとありがたいのですが…そうではなく。鎧の方はあなた一人でやるつもりなんですか?ということです。」
うん。
危ないからね。
やめようよ。