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5人のギャング THE SPASE GANG OF FIVE   作者: ナルサワパン
第1話 止まらない男 (ノンストップ)
6/1502

1 - 5


ほれ。

ナムナムマグナム、ぼんじーソワカー。

魔法の呪文の効果はどうだい。

「なんだ?腹が減ったぞ。」

はいはい、そうですか。

アンタは本当に、いつもソレだな。

たまには空気を読んでくれ。

ちぇ、と舌打ち、俺の魔法もまだまだプラクティスが足りねえ。

ま、しかし。

たしかに俺たちゃ、一晩がかりの大仕事明け。

やたら燃費の悪いサイボーグのおっさんは論外としても。

ちょうどポンポが、グーな頃合い。

仕事明けのギャングとしては。

至急、至急な逃走こそが、グーな状況ではありますが。

そういやさっきから、後ろの席の三人の視線も後頭部に痛いことだし。

せっかく軽快に飛ばしてるんだが、仕方ねえ。

お客様、お客様。

当機は次のドライブインに、ドライブインしますよ。

シートベルトをお締めくだちい。

はあ。

仕事は常に、このテの気遣い。

リーダーってのはつれぇものディス。


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