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「可哀想だろ!辞止めろよ!」
「『もう殴んないから』って自分で言ったばかりじゃないですか。話が既に話数にして10回、リアルな時間で1週間以上まったく進んでないんですからいい加減にしてください。」
「おい、腹が減ったぞ。」
僕チャンの仲間タチのキミタチが、ヨロイの旦那の肩を持ちます。
だが、許さん。
こういう甘ったれにはハッキリ言ってやらなきゃダメなんだ、ハッキネン。
そうやって甘やかすからいいトシこいて、恥ずかしげもなくオデコに「敗北者」なんて書いたまま人前に出るダメな大人になっちまうんです。
なあ、おい敗北者?
なにが敗北者かこのやろう。
「其事はお馬鹿が落書いたんだろうが。」
「むしろ話が戻ってるじゃないですか。そろそろやめないといい加減で鎧の方もキレますよ。」
「いや……無礼を言って……すまなかった……。」
むう。
なんか、ツマンナイ。