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「いやだって俺様チャンのせいじゃないっちゅうか。俺様チャン的にはさあ、ほら。『止まらない男』、ノンストップ・ラヴェンダー様チャンなわけじゃん?止めたらダメでしょ、『止まらない男』的に!」

止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーがザッハッハッハと豪快に笑う。

可々大笑(わらっ)てんじゃねえよ。」

ハンサムのスナイパー、ターゲットが忌々しげに眉をひそめる。

人類同士が最後の1人まで互いに殺し合う悲惨な戦争の歴史を幾度となく、ここ数日…彼、ノンストップ・ラヴェンダーの体感としては数年が経過しているのであるが…ここ数日の間に経験してきた彼は、なんというか、既に『どうでもいいや』という境地に達しつつあるのだが。

残念なるかな、『この周回』の彼の仲間たちはそんな事情を知るよしもない。

ただ、ひたすらこの男。

止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーのいい加減さに呆れ、戸惑うのみである。


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