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「おい、腹が減ったぞ。」
騒音せえな、今現在お取込み中だ、なんかテキトーに食餌てろ。
「これは食ってもいいのか?」
致、なんだってんだ。
何方だよ…あ!
不在家んな其方、一番お高価いゴリルァの豆糖菓子じゃねえか!
此方にしろ、この十円チョコでも食嗜てろ!
ったく。
筋肉サイボーグの妨害を受難け、思わず審眼を離別したその間隙。
照星の円から消える馬鹿。
「この中に責任者いますから。」
『この中に責任者いますから。』
玄関の外界とTVの内容から、同時帯に馬鹿の声。
「マッチャシマス。」
ピコーンピコーン。
ピコーンピコーン。