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「ほら、アレだよ昨日のテレビの。」
「犯罪者？」
「ホントに毎朝散歩してるんだ…。」
「写メとれ写メ写メ！」
「おい、お前話しかけてみろよ。」
ンー。
善良な庶民のみんなチン。
僕チンきこえないフリしてるチンけど、ホントはぜんぶきこえてるチン。
困っちゃうんだよナァ。
人気があるのは結構だけど、今はプライベートってやつですから。
サインとか、写真とか、困っちゃうです。
「マッチャシマス？」
おぉ、Ｘカーくん。
俺様チンが困っチンなのを察知ンして、マッチャしてくれるんチンか？
よくできたロボットだ、どっかのキムタクもどきと違って気が利きます。
こんなよくできたロボットを作った人は、よほど素晴らしい俺様チンに違いないね。
いったいどこの俺様チンだろう。
任せるチン、マッチャしちゃって、マッチャしちゃって！！
「マッチャシマス。」
Ｘカーくんウィーと怪音。
ボコボコ沸き立つコーヒーポッド。
