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「僕たち…我々、僅か14人で全宇宙を裏から支配すると噂される宇宙海賊組織、通称『フォーティーン』が。極秘に開発を進めていた一酸化バリトンニューム動力機関、そして、それを実用レベルで運用できる試作型ロボット、『スペースロボット・Xカー』。まさかねえ、白昼堂々ワイドショーで、全世界に発表されてしまうなんてねえ。参っちゃうよねえ、参っちゃうよねえ。」

VIPルームへ向かう男は小太りの身体をぶるぶる震わせ、参っちゃうよねえ、参っちゃうよねえと繰り返す。

「…偶然の一致という事はないのか?」

VIPルームから出てきた男は重いくぐもった声で言葉少なに短く返す。

「間違いないよ、だって『スペースロボット・Xカー』って言ってたもん。まさかねえ、よりにもよって例の5人のギャング君たちがねえ。」

VIPルームへ向かう男は言葉の裏に、媚びるような声色を乗せて様子を伺う。

首元の余った肉が捻れて段々を作る。

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