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「僕の考えが正しければ…発光状態にある一酸化バリトンニューム…コーヒーポットの限られた空間…アルミ材質による鏡面反射…。」
あれ。
本格的におかしくなっちゃった?
意味がわからないことを口走りはじめてるよ。
これはもうピコーンピコーン言い出すのも時間の問題かもしれないね。
『ピコーンピコーン、ピコーンピコーン。』
そらきた。
メンバーのうち3人がピコーンピコーン言っているんじゃ、『5人のギャング』も『ピコーンピコーン団』にでも改名しなきゃだね。
「このコーヒーポット…使えるはずなんです、簡易的な一酸化バリトンニューム機関として…あとはこの粗大ゴミへの接続さえできれば!!」
「おい眼鏡。なんの見積りだか未知らんが、俺のコーヒーポットをわけのわからん事に使用うな。」
「ハッシャシマス?」
あれ。
だれもピコーンピコーン言ってないね。
ではこの音はなんだろう。