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「一酸化…バリトンニュームか…！！」

「ええ。謎のプラントに運ばれている不自然なほど大量の一酸化バリトンニューム…それが謎のプラントで造られている、『よくわからないもの』に使われているんじゃないか。僕はそう考えました。謎のプラントで製造されている『よくわからないもの』…そこの未完成の粗大ゴミの正体。ヤバイ＝デカマラー教授おっしゃるところの夢の新動力、仮に一酸化バリトンニューム機関と呼ぶことにしますが…それによって動く、夢のスーパー新ガジェットなんじゃないでしょうか。」

「捺(な)ッ…！？」

違うよ、眼鏡くん。

ヤバイ＝デカマラー教授じゃないよ、スゴイ＝デカマラーだよ。

スゴイ＝デカマラー教授に対して失礼だよ？

「此奴(コイツ)が…？否(いや)、俺には塵屑(ゴミ)にしか視認(みえ)ないが…？」

ゴミじゃないったら。

『スペースロボット・Ｘカー』だよ。

夢のスーパー新ガジェットだよ。