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まあまあターゲッち落ち着いて。
おコーヒーでもいかが?
「三重三重なんだよ。また謎溶液飲ます気だろ。」
ばれた?
てへ。
「復活したんですね。」
「オッサンが貼付いてた謎泡剤食っちまったからな。」
フッ…視覚聴覚嗅覚を封じられた俺様ちゃんは、死の淵で第六の超感覚に目覚めたのだ。
今までのようにはイカンぞ眼鏡。
さあこい。
「ハッシャシマス?」
遠慮します。
超感覚とかウソです僕は童貞です。
話盛りました、すいません。
「話進めていいですか。僕たちが奪取したコンテナ、中身のほとんどは謎の部品でしたが。その中に件の一酸化バリトンニュームの段ボール箱、かなりの数があったはずです。そう、謎の部品で製造されるであろう『何か』を製造するにしては、あまりにも不自然と考えられる程の量がね。」
眼鏡くん、自然な仕草で眼鏡クイッ。
一句できまんた。