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『一酸化炭素バリトンニュームとはどのようなものなのでしょうか。スタジオには専門家のスゴイ=デカマラー教授にお越しいただいております。教授、よろしくお願い致します。』

『えぇ…。一酸化炭素バリトンニュームとはそれ自体はごくごく一般的な工業マテリアルでありまして。皆さんのお乗りになっておられる乗用車、ご家庭でお使いの冷蔵庫、洗濯機、戦闘機、パトリなぞに温度調整用の触媒として広く使われております。それが近年、注目を集めておるには理由がありまして…えぇ。このですな。一酸化炭素バリトンニューム、普通に使っておる分にはなんの変哲もない、たいした特徴もない物質なのですが。一定以上の密度、一定以上の純度、そして一定以上の数量、それらごくごく限られた特別な条件下において。共鳴現象というのですな。こう。ピコーンピコーンと、反応し合う事が最近の研究で明らかになったのです。』

ほう、ピコーンピコーンとな。


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