５人のギャング ＴＨＥ ＳＰＡＳＥ ＧＡＮＧ ＯＦ ＦＩＶＥ

第６話 スペースロボット・Ｘカー

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部屋の外で、ピコーンピコーン。

部屋の中で、ピコーンピコーン。

画面の中でもピコーンピコーン。

「無視していいものなんですか？あれは。」

んー、眼鏡くんの言う「あれ」が「どれ」かはわかんないけど。

いいんじゃない？

用があるなら開けて入って来るでしょ。

ピコーンピコーン、ひとしきり。

ピコーンピコーン、三重奏。

「…で。なんで糞馬鹿共(おまえら)が俺の部屋(いえ)で当たり前のようにホームパーティ開催(やっ)てんのか、その部分を俺が納得(キナコモ)いくように説明(アンコモ)しろ。」

おぉ、ターゲッち。

おかえりなさいませご主人たま？

遅かったね。

んー、なんていうの？

サプライズパーテー。

…ってやつなんじゃないかな。

「あぁ、確かに驚愕(サプラ)いたぜ。大成功(ホリエモン)だな。」

うん。

喜んで頂けて幸いずす。

メンバーに対するこのテの気づかい。

リーダーってえのは大変なものずす。