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「ピコーンピコーン。ピコーンピコーン。」

そうか。

わからん。

こいつの言うことはいつも難しいが、これはさっぱりわからんな。

お前は頭がいいからわかるのかもしれないが。

もう少しわかりやすく言ってくれ。

もう少しわかりやすく言ってくれと俺は思う。

「ピコーンピコーン。ピコーンピコーン。」

「ピコーンピコーン。ピコーンピコーン。」

なんだ。

看守の他にも同じことを言っているやつらがいるぞ。

こいつらには意味がわかるのか。

頭がいいんだな。

「おいおいお前ら…あんまり看守どのをからかうなよ。」

「看守どのぉ!恐怖のあまり現実逃避してないではやく点呼を始めて欲しいでありまぁす!」

まわりの連中は楽しそうに笑っている。

よくわからんがなにかの冗談なのか。

看守は真面目なやつかと思っていたが、あんがい冗談とか言うんだな。

「ピコーンピコーン。ピコーンピコーン。」

そうか。

腹が減ったぞ。





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