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「273番!なんなんだ貴様はさっきからァッ!!」

看守のやつはダンダンと地団駄を踏む。

273番。

呼ばれているぞ。

273番、返事をしてやれ。

「お前だ!!」

そうか。

俺は239番かと思っていたが。

話数にして150回、リアルな時間で半年ほどのあいだに、273番にかわっていたらしい。

なんだ。

腹が減ったぞ。

「貴様…ッ!看守長のお気に入りだかS級囚人だか知らんが調子に乗るな!思い知らせてやる!!」

看守が懐からストップウォッチを出す。

「クソが!!」

看守はストップウォッチを床に叩きつける。

バウンドしたストップウォッチを俺はキャッチ、まわりの連中からフッフと失笑が漏れる。

「クズどもが笑ってろよ…。こいつを見ても笑ってられるか?あぁ!?」

看守がストップウォッチのかわりに懐から取り出した拳銃を構えた。

なんだ。

今度はそれを投げるのか。

まわりの連中はあ~ぁとため息をつく。


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