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「は。も、申し訳ありません専務…しかしこやつときたら何度メールを送っても読みすらしないで放置する上に、電話をしてもすいませんしか言わないばかりか途中から無言になる始末でして…。」

電話の方が大柄な方に、ペコペコ、もごもごと言い訳をします。

電話の方の言い分もたしかに一理ありますね。

そのような無責任な部下を持っては、どなりたくなるのも無理からぬことです。

眼鏡は眼鏡をクイッとやります。

「…で、何かね?キミは。携帯電話で怒鳴り散らしていればその事態は解決するのかね?大きな声を出していればキミ自身は気分が良くなって、何か仕事をしたようなつもりになれるのかもしれないが。そんな自己満足に過ぎない事に時間を割くのが、部下のマネジメントをする立場。管理職たる人間のやる仕事と言えるのかね?」

大柄な方は穏やかな物言いですが、おっしゃることは中々に辛辣です。

電話の方はしょんぼりとしてしまいます。

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