５人のギャング ＴＨＥ ＳＰＡＳＥ ＧＡＮＧ ＯＦ ＦＩＶＥ

第６話 スペースロボット・Ｘカー

６ ‐ ６

コイツはそもそも、常日頃(オポチュニティ)。

「何か」に反応してピコーンピコーンと。

謎の点滅(オノフ)を行為(す)ることがあったが。

近頃(ここ)のとこどうも、頻度(デスカバリィ)が上がったような気がする。

だがそんな事では誤魔化(ナイナイ)されんぞ、あと１びょ…。

ピコーンピコーン。

ピコーンピコーン。

ピコーンピコーン。

「ん？なんかいきなりターゲッちが面白くなったぞ。」

ピコーンピコーン。

ピコーンピコーン？

ピコーンピコーン。

ピコーンピコーン！

「ふたりしてピコーンピコーンで会話してるし。話題に入れない俺様ちゃん、ちょっちばっかり疎外感ちゃん。」

ピコーンピコー。

…なんだ只今(いま)のは。

「大丈夫？ターゲッち。いまなんかバグってたよ？」

馬鹿が心配(イェール)そうに、と言うよりは。

半笑(バッカス)いの表情(フェイ)で俺の顔を覗込(ゾッコ)む。

糞が(ファッデム)。