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ああ、射殺しますだ。
そしてお前は発射すんな。
俺は謎のロボットの腹から飛出たミサイルを押し込む。
「やあ、マシーンマンさんおはようございます、おはやいですね。おコーヒーはいかが?」
「ハッシャシマス。」
馬鹿が差出す俺のコーヒー。
謎のロボットの腕が如意と伸びる。
コイツがコーヒー喫茶むのかどうか。
その行為になんの意味があるのか知らんが。
忘却れていないか、あと5秒。
流れで誤魔化そうとしてもそうはいかん。
俺は引金に指を掛ける。
頑駄無と揺れる俺の菅原。
ダンプでも通ったか?
お高級いわりには騒音・振動よく交響く。
ピコーン、ピコーン。
発射する方の謎のロボット。
「何か」に反応し、謎の点滅を繰り返す。