第6話 ジングル
「やあみんな!オレオレ、オレだけど。止まらない男、ノンストップ・ラヴェンダーちゃんだけど。そろそろ覚えてくれたかな?なに、長くて覚えられない。じゃあもう1回言うよ?俺様ちゃんが止まらない男、いま若者たちに人気ある外人、巷で噂のスペースギャング、5人のギャングのリーダーさんで、超能力者のノンストップ・ラヴェンダーちゃんだよ?」
「孤高な端正狙撃手、ターゲット。狙った獲物は逃さないと有名なんだそうだが、そろそろ覚えてもらえたのかな。なに、冗長くて記憶えられない。それならもう一度いくぜ。知的な美男子狙撃手、人呼んで、ターゲット。座右の銘はワンショット・ワンキルだ。」
「眼鏡のエンジニア、ぼくは、そう…ラジオコントロール。ラジコンなんて呼んで頂いてもいいと思うんですが、そろそろ覚えて頂けましたか。はあ。長くて覚えられない。ではもう一度読んでくださいね。眼鏡は今日も仕事ですので。」
「宇宙最強の戦闘サイボーグ、ソニックだ。そろそろ覚えたか。長くて覚えられない。そうか、腹が減ったぞ。」
「マシーンマンデス。ハッシャシマス。」
『俺たちは。』
『宇宙を駆ける天地無用、最新最鋭、粉骨砕身、令和元年、京都六条、口腔外科、冷凍光線。』
『菩薩のようににやさしく、阿修羅のようにきびしく。』
『お宝の隠匿から価格破壊、悪の野望の達成まで。』
『気分次第でなんでもござれ、宇宙時代の5人のギャング。』
『スペース・ギャング・オブ・ファイブ!』