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カラカラと。

乾いたタイヤの音を立て、謎のロボットが室内を進む。

謎の威圧感に気圧され。

あれほど殺気立っていたはずのターゲットが、思わず構えたライフルを下ろした。

「ハッシャシマス。」

にゅイと伸びた蛇腹状の腕。

謎のボタンや計器、レバーやスナギモなどを次々と、無駄のない動きで操作していく。

立ち並ぶ謎の装置群に続々電子の光の明かりが灯る。

床、壁から伝わる振動、動力(エンジン)が息を吹き返す音。

起動(いき)てんのか…?この円盤(ふね)…。」

目を丸くして状況を見守るハンサム。

「あ、ターゲッち。あっちに空飛ぶ広末涼子。」

不意に指された方向へ、釣られて顔を向けるターゲット。

その端正な横顔に鉄拳が飛ぶ。

「一発は一発だからね?」

ハンサムのターゲットを殴り倒した止まらない男。

ノンストップ・ラヴェンダーが大股で操縦席へ近づいていく。

合衆国軍宇宙艦隊の総攻撃開始まで。

30秒。

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