表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
420/1502

5 - 127


「(く…冗談ではないッ…!逃げなくては、早急にこの場を離れなくては…!!)」

4人のギャングたち、もとい。

結成されたばかりの『5人のギャング』が去った部屋。

他に動く者のなくなった室内で一人、口髭の男が這い進む。

割れた片眼鏡(モノクル)

狂暴人間と化したターゲットに容赦なく半殺し…八割六分程度殺しにされたその姿にかつての威厳はなく。

ボロ雑巾。

そんな言葉で表現されるのが適切である状態の彼は、正に命からがら。

いま現在、宇宙一危険な場所であるこの室内からの逃走を必死に試みていた。

「どこに行くつもりなのかなあ?」

その行方を立ち塞ぐかのように。

嘲るような声が彼の頭上から言葉を投げた。

「貴様…!?」

顔を上げた口髭男は相手の顔に愕然とする。

「まったく…部下を見捨てて自分だけ逃げようとか。指揮官として最低なんだよねえ。」

小太りの部隊長が。

蔑んだ目で口髭男を見下している。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ