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「えー、なに。オフタリノジンセイノ アラタナフナデヲシュクシ セイヨーソロー キャプテンプップ。」

馬鹿が電報を読み上げている。

俺たちはトイレに来たと思ったが。

なんだ。

結婚式でも始めたのか。

4人いるが。

どいつとどいつが結婚するんだ。

結婚するんだと俺は思う。

「いいから早く読んでくれませんか。」

眼鏡が馬鹿を急かしている。

土日だから式のスケジュールが詰まっているのだろうな。

結婚式場の仕事もたいへんだな。

たいへんだなと俺は思う。

「おこなの?眼鏡くん。あなたちょっと疲れてるのよ…えぇ、なになに。dear5人のギャング諸君。貴公らの愚かな決断に当方は失望と落胆を禁じ得ない。誠に遺憾至極であるが、30分後に我々合衆国艦隊は総力を以て貴公らを攻撃することをここに宣言する。言い遺したい事があるなら伝えられたし…だって。」

馬鹿が「だって」と小首を傾げる。

おい。

腹が減ったぞ。


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