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機械腕がサラサ達筆。
『マシーンマンデス。ハッシャシマス。』
受け取る馬鹿はヘラヘ微笑み。
「素晴らしい!このまるで機械が書いたような簡潔な文章…さすがマシーンマンさんだ、違いのわかる男!うーん、ガンダム。」
「マシーンマンっていうんですか?その人は。というか。その人は機械だと思うんですが。」
「なんだと貴様?おい、マシーンマンさんを差別すんなよ。たとえ機械でも心はあるんだ、俺たちの大切な仲間なんだ!!」
「はあ。おめでとうございます。」
「ハッシャシマス?」
「どうぞ。」
謎装置の蓋がパッカと開く。
発射すんな。
俺は謎装置の蓋をパッタと閉める。
「では眼鏡くん、コレを先方にファック…あ、待って。」
馬鹿が何やら紙の前。
難しい顔で考え込む。