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「ブッフォ。」
馬鹿が噴笑出す。
「いーねターゲッち、ホントいいキャラしてるわ最高!」
満面の笑顔で良諾指。
馬鹿の気は解消んだ様だな。
何よりだ。
「じゃあ次、眼鏡くん!」
「僕も書くんですか…えぇ、僕はそう、『ラジオコントロール。』とでも名乗っておきますか。『遠隔操作の達人です。』と。これでいいですか?」
「オッサンも!」
「なんだ、『腹が減ったぞ。』」
この馬鹿は一体、何を実行っているのか。
間違いなく到らぬ事であろうが。
俺は極力考えないよう努める。
「じゃあ最後は…。」
馬鹿が謎装置を見上げる。
「ハッシャシマス?」
微振動と開く謎装置の蓋。
内部から蛇腹の腕が伸び。
馬鹿の紙にサラサラと達筆する。