400/1502
5 - 107
「や、やるってか。やるってか、や…ヤんのかコラァー!!」
止まらない男。
ノンストップ・ラヴェンダーが唐突に逆ギレをする。
「ヤんのかオイ?ヤれんのかオイ?便器があればなんでもできる。キライだ!キライだ!!キライだ!!!オイ!オイ!!オイ!!!」
「やりません。勢いで誤魔化そうとしないでください。」
「あっはっはっはっは。」
「笑っても駄目です。」
「イェーイ!」
「叫んでも駄目です。」
眼鏡の冷たい対応に。
止まらない男。
ノンストップ・ラヴェンダーも思わず言葉を止めてしまう。
「僕たちを射殺するよう命令してましたよね?」
「んー。まあ、敵を騙すにはまず味方から…ていうか?」
「僕たちを騙してたんですか?」
「え?あれ。そういう事になるのかな。敵の敵は味方で、昨日の敵は今日のフレンドだから…。」
話が複雑になってしまい考え込む一同。
部屋の隅では撲殺ショーが淡々と進行している。