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「な、何をしておるのだァ!撃て、撃ち殺せェ!!」
止まらない男。
ノンストップ・ラヴェンダーが既に口すらきけない状態の口髭男に替わり、何故かクレイジーハンサム抹殺の指示を出す。
反射的に指示に従い、銃口をハンサムに向ける兵士たち。
「面倒くさいので状況を悪化させないでもらえますか。」
眼鏡のラジオコントロールがタッタッタッとタブレットの画面をタップ。
スコーン。
スコーン。
スコーン。
スコーンと。
何処からか降ってきた金ダライが頭に直撃。
兵士たちは次々と倒れていく。
「おのれちょこざいな!奴だ!あの眼鏡だ!!」
止まらない男。
ノンストップ・ラヴェンダーの指示に従い。
兵士たちは今度は一斉に眼鏡に銃を向ける。
「絶対楽しくなっちゃってますよねあれ。」
「ハッシャシマス?」
「ええ、発射しちゃってください。」
眼鏡は実に面倒くさそうに。
背後の謎装置からの問い掛けにテキトーに答える。