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さて。
愉快な仲間たちがアホ面を並べて、この俺を見ているわけだが。
頼れるリーダーとしては、彼らにどんな言葉をかけてやるべきだろう？
なんだかんだ言って。
この俺だけが頼りなんですかね、皆さん。
この期待の眼差しには応えて差し上げないと。
ビリッとこう、センスの良い一言。
みんなが思わず笑顔になれるような。
うーん。
ガンバレい・シウバ！
シウバ？
よくわからんが、なんか浮かんだ。
よし、これで行こう。
右の拳をグッ！と握って、皆を励ます魔法の一言。
ガンバレい・シウバ！
さァどうだい。
チッ、と舌打ち。
ハァ、と溜息。
あれ。
けっこう反応、微妙？
キミタチね。
頼れるリーダーがキミタチにまず激励の言葉をかけているんですから、もっと喜びなさいよ。
なかなか出来ない気遣いですぞ？
「戻って来たんなら。くだらねえこと言ってないでさっさと方向変えろよ。」
なっ！？
